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複合機で写真を印刷する場合、どのような方法で行えばいいでしょうか。
通常、写真の印刷といえばインクジェット形式のプリンタのほうが、トナーを使う形式の複合機よりも綺麗な仕上がりになるといわれています。
複合機では、写真印刷はむずかしいのでしょうか?
複合機のカラー印刷
複合機で写真を印刷する場合、インクジェット形式のプリントのように、インク液を6色混ぜ合わせたものではなく、トナーでの印刷になります。
トナーとは、微細な粉末状のインクのことで、色の粉をまぶして熱で定着させて使用するものです。
モノクロプリントの場合には、トナーは黒ですが、カラーの場合には、シアン、マゼンタ、イエローの3色のトナーを加えたCMYKの4色で印刷が行われます。
そのため、6色を使用するインクジェットと比べて、解像度はなかなかそこまで出せないといわれています。
よって基本的にデザイン業などの場合には、インクジェットプリンタやレーザープリンタが必要になるでしょう。
もともと、複合機はインクジェットプリンタよりも写真などの印刷には劣るといわれていましたが、最近は高品位印刷が可能な複合機も登場しています。
大量のカラー文書もモノクロプリント同様にすばやく出力できるものがあります。
解像度も600dpi×1200dpiなど、なめらかな表現が可能で、写真や文字を美しく高い性能のあるものが出ています。
複合機で写真を印刷するには
複合機で写真を印刷する場合、プリンタドライバーで写真を印刷するモードを選べる場合があります。
また、ドライバーによっては、写真の画質優先、または速度優先かなどを選ぶことができる場合もあります。
必要に応じて最適なモードを選んで印刷ができます。
また、ポスターなどを印刷するモードがある機種もあるので、案内地図などを印刷して掲示したい場合に便利です。
最近は、色々な技術が採用され、カラー印刷のレベルも上がってきています。
よく印刷可能な設定を確認して、フル活用しましょう。