2014.03.10

コピー機の中綴じ製本機能の使い方

目次

複合機の中にある中綴じ製本機能の存在は知っているけれど、一体どのような機能なのか、分からないという方もいるでしょう。

製本印刷の際に、自動的にページ順になるように両面印刷ができるという機能で、
オリジナルの冊子を作ることができるこの中綴じ製本機能を使いこなしてみましょう!

中綴じ製本機能とは?

中綴じ製本とは、二つ折りの紙を重ね、背の部分をホチキスのような針金で留めて製本する方法です。

主にページ数の少ないカタログや冊子に向いています。

この中綴じ製本が、複合機で簡単に作成することができます。

複数枚の片面原稿を、自動的にページ順になるように両面印刷してくれます。

用紙を重ねて折れば、そのまま冊子になるというわけです。

この中綴じ製本印刷をすれば、ホチキス止めなどの後処理も簡単になるため、とても手軽に冊子を作ることができるのは大きなメリットといえます。

他にも、本として仕上げることができるだけでなく、両面印刷によって印刷枚数が減るため、紙の使用枚数が節約できたり、時間と手間も省けたりというメリットもあります。

一冊の本を作ろう

中綴じ製本機能付きのコピー機で中綴じ製本を行う場合、どのような手順で行えばいいのでしょうか。

コピーで手軽に作るには、次のような手順を踏んで作成することができます。

10枚のページのある中綴じ製本冊子を作りたい場合、コピー機に原稿10枚を読む順にセットし、印刷するサイズや、表紙の有無、中綴じを選択します。

すると、原稿がスキャンされ、片面ずつ読み取られて、機械が自動的にホチキス止めをしてくれた後、両面印刷された冊子が出力されます。

こうしてあっという間に一つのオリジナル冊子が誕生するのです。

試しに一冊印刷してみることもできるので、失敗も少なくて済むでしょう。

従来は、一枚一枚手折りし、ホチキス止めしなくてはならなかったものも、中綴じ製本機能付きの複合機を利用すればとても簡単に実現可能ですので、ぜひ活用してみましょう!