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普段行う文書の印刷、なんとなく出力していませんか?
大量にページがある場合や、文字が大きく縮小しても問題ない場合などには、1枚につき2ページ分を印刷すれば、用紙を節約することができます。
これを割り付け印刷といいますが、設定方法を知らない人も多いようです。
ぜひ設定方法をマスターして業務に役立て、効率アップとコスト減を狙いましょう。
割り付け印刷とは?
通常、印刷やコピーをする場合、1枚につき1ページを出力するのが普通です。
しかし、用紙の節約のために、1枚の用紙に複数のページを配置することによって印刷することもできるので、配置する大きさに合わせて文字や図、写真などが自動的に縮小されます。これを「割り付け印刷」といいます。
割り付け印刷のメリットは、必要な情報を1枚にまとめて印刷できることから、見やすい資料になることや、用紙量が減ることで荷物やデスクがスッキリすること、用紙のコスト削減によりエコにもつながるというところにあります。
両面印刷機能との合わせ技で、さらに用紙の節約とコスト減が実現できます。
割り付け印刷の設定方法
1枚の用紙に4ページ分をまとめて印刷したい場合には、まず印刷設定から該当のプリンタドライバーを選択し、割り付け設定の部分を選択して、割り付けたい数を設定します。
設定は複合機のメーカーや機種によって異なりますが、たいていの場合「割り付けページ数」と「割り付け順序」を設定することができます。
「割り付け順序」とは、ページの並び順を設定する場所で、横向き印刷の場合には、「左から右方向」と「右から左方向」を選ぶことができます。
最近は、なんと最大16枚の原稿を1枚の用紙に印刷できる複合機まで登場しています。
この割り付け印刷に両面印刷を組み合わせて、意識的に行っていけば、大幅な印刷経費の削減が見込めるといわれています。
複合機におけるコスト削減方法の一つとしてぜひ割り付け印刷をマスターして有効活用したいものです。