2014.03.12

コピー機の手差し印刷の効率的な方法と手順

目次

手差しトレイに用紙をセットして行う手差し印刷。

厚紙やOHPフィルムなどの給紙カセットにセットできない用紙もセットし、印刷することができます。

しかし、セットの方法を知らないとなかなかできないものです。
今回は、手差し印刷のやり方を確認しておきましょう。

手差し印刷とは?

手差し印刷とは、普通紙以外の定形外サイズの用紙や厚紙、OHPフィルム、はがき、封筒など、給紙カセットにセットできない用紙をセットして印刷することができる方法です。

普通紙であれば、給紙カセットにセットしておけば、印刷開始後、自動的に用紙が入り印刷してくれますが、少し厚めの用紙などの場合は、給紙カセットにセットするとうまく入っていきません。

そこで、手差し用のトレイなどに用紙をセットして印刷することが必要になります。これを手差し印刷といいます。

手差しトレイにセットできる用紙は、コピー機の機種によって異なりますが、定型サイズのA3、B4、A4、B5、A5、レジャー、リーガル、レター、エグゼクティブや、定形外サイズの用紙のほか、厚紙、はがき、封筒、OHPフィルムなどあらゆる用紙をセットできる機種もあります。

手差し印刷の手順

手差し印刷をするときは、手差し印刷の設定を行う必要があります。

設定の前に、まずは印刷したい用紙を手差しトレイにセットしましょう。

そしてパソコン上で、プリンタードライバーの設定画面を開き、各機種の設定手順に沿って設定を行います。

例えば、用紙トレイの選択を手差しトレイに指定して、手差し設定から「手差し用紙種類」や「給紙方向」を指定し、設定が終わったら印刷ボタンを押して印刷を開始しましょう。

手差しトレイに用紙をセットするときのコツは、OHPフィルムやラベル用紙、コート紙などをセットする場合には、よくさばいて端を揃えてからにすること。

少量ずつさばいて平らなところで軽く数回たたいて端を揃えましょう。
こうすると、用紙が重なって送られることがなくなり、紙詰まりを防ぐことができます。

また、用紙を補給するときには、用紙の端で手を切ることのないよう、慎重に扱いましょう。

色々な用紙に印刷できる手差し印刷を活用してみませんか?