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自分のオフィスに新しいコピー機を導入したい。
そんなとき、ふと頭をよぎるのがコピー機の寿命のこと。
一体何年くらい持つのが普通なのでしょうか。
一括購入するにも、リースやレンタル契約するにも、コピー機がどれくらい持つものなのかを知っておくことは大事です。
とはいえ、機種によっても異なってくるので、「これが寿命」だという風になかなか目安になる数値を出すのはむずかしいものですが、寿命の算出の仕方は覚えておきたいところです。
早速、コピー機の寿命に迫ってみましょう。
コピー機や複合機の寿命はどれくらい?
コピー機や複合機の寿命は、環境によっても異なってきますが、おおよそ5年間の耐用年数を持ち、総コピー枚数は300万枚というのが相場のようです。
5年と300万枚に到達する期間の、どちらか早く来たほうが寿命と判断されます。
もちろんコピー枚数が300万枚に達するまでに、毎日どれくらいの枚数を印刷し、毎月の印刷枚数がどれくらいになるのかによっても変わってきます。
ちなみにコピー機や複合機は、使わなければ30年くらいは持つのではないかと思われがちですが、実際は、使う頻度が低かったとしても、ゴムなどが使われた部品の部分は何十年も経てば自然に劣化してボロボロになります。
こうなってしまうとさすがに寿命が来たといわざるを得ません。
利用頻度と寿命
コピー機や複合機を選ぶときには、まず月間印刷枚数を出すことが大事です。
例えば、1日120枚程度印刷する場合、月間印刷枚数は500~3,000枚となりますので、印刷速度が1分間につき20枚の機種がふさわしいといわれています。
印刷速度については、1分間に25枚の機種もありますが、ここはコスト重視で、あえて1分間に20枚の印刷速度の機種を選ぶということもできます。
速度を優先させたいのであれば、1分間に25枚以上の印刷が可能な機種を選ぶようにしましょう。
こうして利用していき、総コピー数が300万枚ほどになればコピー機や複合機の寿命がきたと思って良いでしょう。
もちろん、総コピー数の上限は機種によって変わってきますので、よく気をつけましょう。
寿命が来る前に入れ替えを検討する
コピー機は日々稼動しているので、急に動かなくなるのはリスクが高いものです。
リース契約しているコピー機であれば、契約年数にもよって異なりますが、故障で動かなくなる前にコピー機を入れ替える事を検討するのも一つの方法でしょう。
このタイミングでコピー機のカウンター料金(保守料金)やリース料金の見直しをする事で思わぬコピー機のコスト削減にも繋がるケースもあります。