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みなさんは、普段、ファイルをパソコンからプリントアウトするときに、ホールド機能を使ったことはありますか? 普通、プリントボタンを押せば、すぐさまプリント処理がなされるものですが、このすぐにプリントさせない方法もあるのです。
今回は、ジョブホールド機能の活用方法について紹介します。プリント前に確認してからプリントできる機能
キャノンの複合機の中には、プリントアウトするときに、
「ホールド」をして一時的に保留にしておくことのできる機能が搭載されているものがあります。
このホールド機能は、プリントなどのジョブを一度ホールドキューの中に保存しておくことができるというもの。
ジョブを実行するには、ホールドジョブリストからジョブを選択して、プリントをかけます。
プリントする前に一度、プリントするファイルや枚数を確認することができるので、安心感があります。
ホールドキューに一時的に格納
ホールド指定したファイルが、ホールドキューに格納されるとき、RIPと呼ばれる
「Raster Image Processor処理」が終了している状態です。これは、ドットの情報にラスタライズする処理のことで、この処理を経ることによってプリンタで出力することができます。
ホールドキューへは、ボックス内にあるファイルを直接移動したり、複製したりすることによっても行うことができます。
ジョブホールド機能の活用方法
このように一時的にジョブホールドをしてからプリントアウトするというのは、どのようなシーンで役立つのでしょうか?
ミスプリントは、一枚や二枚のときであれば、そこまでリスクはありませんが、
大量印刷の場合は出力用紙やコストに大きな無駄が出てしまいます。
例えば、一枚に出力するはずが、二枚になってしまっていたという場合、膨大な量の無駄が出てしまうのです。
あらかじめ一枚だけ試しにプリントアウトしておけば、大量印刷がすべてパァになることはなかったはずです。
このように、一度ホールドに入れておくというのは、あらゆる意味で確認を徹底することのできる意味のある行動なのです。
複合機の導入をお考えの方は、ホールド機能のある複合機も、ぜひ検討してみてください。