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近年、複合機にはさまざまな機能が搭載されていますが、中でもネットワークに接続し、データの共有や送信を行うことができる機能は、実際の業務において非常に役立ちます。
しかし、いざ送信機能を使おうとしたときに、メールアドレスをわざわざ複合機に登録するのは少々手間に感じることもあるでしょう。
そんなときに助けになってくれるのが、「リモートアドレス帳」という機能です。どんな機能なのか早速見てみましょう!
メールアドレスを入れる手間なし!「リモートアドレス帳」とは?
リモートアドレス帳とは、ネットワーク上にある他の複合機のアドレス帳を参照できる機能です。
複合機が複数あり、日々の業務でいくつか使っているという場合、データ送信先のメールアドレスを逐一手入力するのは厳しいものです。
そこで、リモートアドレス帳の機能が便利です。
複合機のアドレス帳に、頻繁に使うメールアドレスを一度登録してしまえば、そのアドレス帳を他の複合機へ共有化させることができるので、入力の手間がかかりません。
リモートアドレス帳を「公開」に設定する
アドレス帳を他の複合機に共有させるには、共有したいアドレス帳が保存されている複合機で、アドレス帳を公開するように設定変更します。
その後、アドレス帳を参照したい複合機側で、リモートアドレス帳を取得することで、アドレス帳を共有することができます。
パソコンからも登録できる
このリモートアドレス帳の公開や取得の設定は、わざわざ複合機で行わなくても、リモートUIの画面でも行うことができます。
「リモートUI」とは、パソコンのWebブラウザ上から複合機の状況を把握したり、設定変更したりできる機能です。
リモートUIでパソコンから設定を行えば、極力手間を省くことができるでしょう。
リモートアドレス帳を使えば、どの複合機でもすぐに宛先指定をしてデータ送信ができるので、スムーズに業務を進めるためにも、ぜひ利活用してみてください。