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普段の業務で、WordやExcel、PDFなど色々なファイル形式のファイルを出力することがあります。
しかし、これらのファイルを同時に出力したい場合、ちょっと手間に感じませんか?
Word、Excel、PDFとそれぞれのアプリケーションごとに個別に出力設定をしなければならないのは時間もかかりますし、設定ミスも発生しやすいものです。
そんなときに便利なのがキャノンの「PageComposer」です。
このアプリケーションの存在と、メリットをチェックしておきましょう!
PageComposerとは?
キャノンの複合機と連携させて使える「PageComposer」は、異なるアプリケーションで作成したドキュメントを、一つのドキュメントとしてプリントができるもので、操作はプリンタドライバー上で行います。
「編集・プレビュー」の設定を選び、結合したいドキュメントを選んでプレビュー表示を確認しながら設定していくことができます。
結合後は一つのファイルとして扱われるので、一度のプリント設定で済みます。
PageComposerはこんなシーンに使える
このPageComposerは、こんなシーンに便利に使うことができます。
例えば、グラフはエクセルファイル、文書はワードファイルに分かれているときです。
Wordファイルに、Excelのグラフを資料として添付したいという場合には、通常、別々にプリント設定を行う必要があります。
そこで、PageComposerを使うことで、WordとExcelのファイル同士を結合し、一つの文書としてプリントアウトすることができ、同じ文書を何度もプリントアウトする場合も便利です。
PageComposerは印刷の編集ツールとしても使える
PageComposerは、ファイルを結合できるだけでなく、不要なページを削除したり、両面印刷ができたりと利用幅が広いのも特徴です。
「レイアウト統一」という機能もあり、全体のレイアウトを調整できるのも便利です。
これで異なるファイル形式のファイルも自由自在。色々なファイルを組み合わせて編集すれば、バラエティに富んだ文書作成もできそうです。
このようなアプリケーションがあることを覚えておけば、業務で頻繁にファイル結合の必要がある作業が発生したときに導入することができるでしょう。