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コピー機を導入したら、大抵の場合は「保守契約」というものを結ぶことになります。
おおまかに分けて、保守契約には「カウント方式」と「トナー方式」があります。
コピー機のランニングコストというものは、保守契約の内容、つまり保守の方式によって変わってきます。
それでは保守の方式についてと、それぞれのランニングコストについて解説していきましょう。
カウント方式の特徴
カウント方式とは、印刷1枚につき何円という単価が設定されており、プリント枚数に応じて料金を支払う方式です。
一般的には、モノクロコピー1枚5円、カラーコピー1枚30円というようにモノクロかカラーかの違いで値段が設定されています。
毎月の印刷枚数が一定だったり、使用頻度が高い企業・オフィスに向いていて、
月間の印刷枚数の目安としては、おおむね400枚以上です。
なお、メーカーによっては「コピーチャージ」や「カウンター方式」と呼ばれることもあります。
もちろん、コピー用紙は別途購入する必要があります。
トナー方式の特徴
一方、トナー方式とはインクトナー(コピーキットと呼ぶ場合もあります)を購入する方式です。
トナーの料金に保守費用が含まれているので、リース料金(本体代金)のみでコピー機が利用できるというメリットがあります。
例えばコピー機を使用しない期間があるなど、毎月のプリント枚数が一定でない場合や、単純に印刷する枚数が少ない企業に向いている方式で、月間の印刷枚数の目安はおおよそ400枚以下となります。
こちらはメーカーによって「キット方式」や「トナーキット方式」などと呼ばれます。
もちろん、この方式もコピー用紙は別途購入しなければなりません。
なお、トナーを購入することで受けられるサービスなので、非純正トナー(ネットショップのリサイクルトナーなど)を利用すると、保守が切れてしまうので注意が必要です。
このように、コピー機のリース契約にはユーザーの事情や環境などで、きめ細かく設定されていますので、詳しくはコピー機ドットコムにご相談ください。