2024.12.10

コピー機・複合機の価格は何で決まる?
相場から考える比較ポイント

目次

コピー機・複合機の価格は、利用目的や機能、導入形態によって大きく変わります。
オフィス向けの業務用モデルと家庭向けのコンパクトモデルでは、重視されるポイントがまったく異なるからです。

業務用では「印刷スピード・耐久性・保守サービス」が重要視されるのに対し、家庭用では「省スペース・多機能性・価格の手ごろさ」が選ばれる傾向にあります。

この記事では、複合機の価格相場を「導入形態別」・「機能別」に整理し、価格を決める要素や選び方のポイントを解説します。これから複合機を導入・入れ替えを検討している方はぜひ参考にしてください。

複合機の価格相場とは?

複合機の価格は、本体価格や印刷方式、月間印刷枚数、保守プランの有無によって大きく変動します。
以下に代表的な用途別の相場を表にまとめました。

複合機の価格相場表
用途 相場価格 特徴
家庭用インクジェット複合機 10,000~40,000円 コンパクトで多機能。印刷頻度が少ない利用に最適。
小規模オフィス向け A4 レーザー複合機 50,000~150,000円 モノクロ中心。月間1,000枚以下の利用におすすめ。
中小企業向け A3 カラーレーザー複合機 300,000~800,000円 月間数千枚対応。リース利用が一般的。
大規模オフィス向けハイスペック機 1,000,000円以上 大量給紙・高速印刷・クラウド連携など高度機能搭載。

特にオフィス用は購入よりもリース契約が主流で、月額10,000~30,000円程度が目安です。

家庭用と業務用の違いについては「家庭用と業務用コピー機の違いとは?機能やコスト面を比較」をご覧ください。

複合機の価格はなぜバラつくのか?

複合機の価格がバラバラなのは、「メーカー」や「印刷方式」、「保守プラン」の違いによるものです。

メーカーごとに高速印刷や写真品質に特化した機種があり、また「インクジェット」か「レーザー」かでも本体・ランニングコストが異なります。

さらに、トナー代や部品交換を含むかどうかなど保守契約の範囲も、月額料金に大きな差を生みます。

👉コピー機・複合機のジャンル別ランキングについては「複合機おすすめランキング」をご覧ください。

導入形態別の価格と特徴

複合機の導入方法は「リース」、「レンタル」、「現金購入」の3種類があります。それぞれの相場と特徴を比較しました。

導入形態別の相場価格と特徴
導入形態 相場価格 特徴
リース契約 月額10,000~30,000円 初期費用不要。保守込みが多く予算管理がしやすい。契約中の解約は難しい。
レンタル 月額15,000~50,000円 短期利用に便利。イベントや臨時利用に最適。長期では割高。
現金購入 300,000~1,000,000円以上 所有権を持てるため資産計上可能。長期利用で総コスト抑制。ただし大きな初期投資が必要。

コピー機を選ぶときの価格比較ポイント

複合機を選ぶ際は、単に価格の安さで決めるのではなく、以下のポイントも比較検討しましょう。

  • 月間印刷枚数:

    小規模なら小型機、大規模なら業務用モデルを。
  • カラー or モノクロ:

    カラー印刷はトナー代や保守料金が高め。
  • 保守サービスの範囲:

    トラブル対応のスピードは業務効率に直結。
  • 将来の拡張性:

    事業拡大を見越してスケーラブルな機種を選ぶと安心。

👉コピー機・複合機の選び方については「初めての方も安心!コピー機・複合機の選び方」をご覧ください。

自社に合った複合機を「相場」で選ぶ

複合機の価格は「どれだけ印刷するか」、「どんな印刷をするか」、「導入形態はどうするか」で決まります。
家庭用なら1~4万円、小規模オフィスなら5~15万円、中規模以上なら30万円以上またはリース月額1~3万円が目安です。

導入時には本体価格だけでなく、「ランニングコスト」・「保守サービス」・「サポート体制」まで含めて総合的に比較することが、失敗しない複合機選びのポイントです。

👉コピー機・複合機の導入についてのご相談は「コピー機ドットコム」にお任せください。