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オフィスで複合機を設置しているところは多いですね。
学校や役所などの公共の場でもよく目にするようになりました。
多機能で便利な複合機ですが、その分消費電力も大きく電気代もかかりそうです。
複合機でも消費電力を抑えて省エネする方法をいくつかのポイントごとにみていくことにしましょう。
節電(省エネ)モードをうまく使う
現在使用されている複合機の多くに設定されている「節電(省エネ)モード」。
この機能を上手に使って、まずは節電効果をあげてみましょう。
複合機が使用している電力の多くは、待機時に使われるものです。
省エネモードを使用した場合とそうでない場合では、1年間で約700〜800kWhもの消費電力の差がでる場合もあります。
一般家庭なら約1〜2万くらいの電気代が節約できることになりますね。
では、どのように節電モードを使うとより節電効果があるのでしょうか。
まずは、こまめに節電モードにすることです。複合機は基本的に節電モードにしておく、使用した人は必ず節電モードに切り替えておくようにする。
複合機を使用する人が省エネを意識することが大事ですね。
また、省エネのために様々な機能がついている複合機を選ぶのも大切です。
節電モードに切り替わるのに、一定時間の使用が無い場合、またはタイマーなども設定できる機能がついている複合機もあります。
定着器の電力を減らし消費電力を少なくする低電力モードや、使用した後一定時間が空くと、複合機の内部の機器音を止めることで節電効果を上げる静音モードの機能などが搭載されている機種もあります。
あなたが普段使用している複合機をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。
機器の統合で効果を上げる
多くの電力を必要とする複合機ですが、他の機器をバラバラに使用するよりも、実は電力は少なくて済むのです。
例えば、カラープリンターにモノクロプリンター、FAXにコピー機と、何種類もの機器が何台もごちゃごちゃに繋がっていませんか?これらの機器がそれぞれ別個に待機電力を消費していたら・・・実はかなりの無駄になっていると思いませんか?
これらのオフィス機器を統合して複合機にまとめることで、省エネ効果をあげることができるのです。いちど環境を見直してみてはいかがでしょうか?
その他、複合機を使用する場合に、ちょっとした工夫で節電できることが他にもあります。
例えば、複合機のメモリ機能を使用して、受診したFAXを、一定量まとめて出力するだけで節電できます。
また、出力時に印刷しないで、そのまま電子化してパソコンで閲覧するだけでも違いますね。
出力時の電力を抑えるために、高速モードでまとめて印刷するのもひとつの方法です。
また、新しく複合機の導入を考える場合なら、高速で出力できる機器を選ぶのも良いと思います。
いかがでしたか?複合機を上手く使用することで、かなりの節電ができることが分かっていただけたでしょうか?
普段複合機を使用するときにも、節電のことを念頭に置いて、省エネ対策をするようにしましょう。