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進化し続けているコピー機、しかし、コピー機は機械ですので、どうしても故障したり調子が悪くなったりします。
そのためにメンテナンスが必要になるわけですが、その都度サービスを呼ぶとコストもかかりますし、コピー機を使えない状態になってしまいます。
それを防ぐために、トラブルの原因を把握し、自分で対応できる案件には対応しましょう。
ここでは、印刷時のトラブルについてです。
外部的な要因のトラブルは簡単に対応可能
コピー機を使っている際、印刷した文書の文字や画像がかすれてしまったり、黒い線が入ることがあります。
こういったトラブルの場合、まず考えられるのはトナーの残量が少なくなっているということです。
一度、新しいトナーに交換して試してみましょう。
また、古いトナーを使用していると残量があってもキレイに印刷できない場合もあるので注意が必要です。
次に考えられるのが、印刷用紙が乾燥していたり、逆に湿ってしまっているケースです。
これも、別の用紙に交換して試してみます。
また、本体に対応していない用紙を使用している場合もあるので確認することが必要です。
それでも解決しない場合は、コピー機本体の原稿ガラスや原稿押さえが汚れていることが考えられます。
一度、アルコールまたは薄い中性洗剤をつけた柔らかい布で拭いてみてください。
こういったコピー機の外部的要因によるトラブルは、ユーザー側でも簡単に対処できるので、まずは実践してみるといいでしょう。
メンテナンスが必要となる内部的なトラブル
問題は、コピー機内部の要因によるトラブルです。
ただ、今の最新機種のコピー機では自己でトラブルシューティングやメンテナンスする機能も備わっています。
ユーザーが操作することで解決するケースもありますので、実践してみましょう。
例えば印刷が白抜けしたり、黒点や線が入ってしまうといったトラブルの場合、機種によって名称は異なりますが「ドラムリフレッシュ」や「レーザースキャナークリーニング」といったメニューを試してみてください。
また、印刷した画像が淡かったり、薄かったり、ぼやけるといったトラブルの場合は、上記の「ドラムリフレッシュ」や「現像リフレッシュ」といったコピー機本体のシステムメニューを操作することで調整、メンテナンスできます。
これらのユーザーが自分でできるメンテナンスを行なっても解決しない場合、初めて保守契約先に連絡するといった方法が必要になるのです。