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さて、コピー機を導入する際、契約前に必ずチェックしておくべきポイントがあります。
それはズバリ「サポート体制」です。
具体的には、販売代理店による「自社メンテナンス」と、コピー機のメーカー技術者による「メーカーメンテナンス」のサポートがあります。
安心感はあるが何を言っているかよくわからないメーカーメンテナンス
サポート体制には大きく分けてメーカーメンテナンスと自社メンテナンスの2種類があり、双方にメリットとデメリットがあります。
どちらも技術者が直接メンテナンスを行なうのですが、メーカーメンテナンスだと難しい専門用語を使う技術者が多く、ちょっと何言ってるのか分からないと感じてしまうユーザーさんも多いようです。
ただし、メーカーが行なうメンテナンスなので、一定の技術レベルが保たれているという安心感があります。
業者によって技術・知識のレベルが玉石混交な自社メンテナンス
自社メンテナンスは、販売代理店によって技術者の知識や技術のレベルに差が大きいということがあります。
もちろん、それなりに技術は有しているはずですが、ちょっと困難なトラブルがあった場合、その技術者では対応しきれないといったケースも起こってしまいます。
そういった場合、修理が終わってコピー機が使えるようになるまで時間がかかってしまうといったデメリットがあります。
しかし、自社メンテナンスのメリットは個別に対応してくれたり、臨機応変な点などが挙げられます。
また、ユーザーと距離が近い自社メンテナンスのほうが優れている部分もたくさんあるのです。
こうした、それぞれのメリット、デメリットを踏まえたうえて、ユーザーのコピー機使用状況や希望に合わせて選べばいいと思いますが、それ以前に大きな問題がひとつあることを忘れてはいけません。
それは、実は販売代理店とコピー機のリース契約を結ぶ時、ほとんどの場合、メーカーメンテナンスか自社メンテナンスかは契約してみないとわからないということです。
これは、単にそういうシステムを知らないために販売代理店の担当者に聞くという発想がないことに由来します。
つまり、聞かなければ教えてくれないということなのです。
長く利用していくコピー機だからこそ、サポート体制は重要なポイントなので、契約前にメーカーメンテナンスなのか、自社メンテナンスなのか、ぜひ聞いてみることをオススメします。
その上で、納得して契約することが重要です。