目次
コピー機にはさまざまな種類があり、メーカーや種類、付属されている機能やオプション部材などによってそれぞれ値段が異なります。
コピー機を買う際には予算があると思いますから、あらかじめ新品・中古コピー機の相場を知っておきましょう。
コピー機の種類
コピー機という名称がなじみがあり一般的に認知度が高い名称となっているので、「コピー機=複合機」というのが当然となっていますが、コピー機と一口に言っても、ついている機能・オプションによって種類がわかれます。
いわゆるコピー機とはコピー機能のみのもの。
FAX機能やプリンター機能、スキャナー機能など様々な機能がついているものは複合機と呼ばれます。
ただ、近年ではコピー機能のみの機器はほとんど出回っていないのでコピー機という名で複合機というのが通常です。
また、版にインクをつけて刷る印刷機というものもあります。
同一の印刷物を数千枚~数万枚と大量に印刷するのに優れている機器で、印刷コストも安めに設定されています。
使う用途によって購入するべき機械が変わってきますので、あらかじめどのような目的でコピー機を使いたいのか考えておきましょう。
安すぎるコピー機に注意
インターネットや中古販売店には格安でコピー機を売っていることがあります。
格安のコピー機は初期投資が安く済むのでつい手を出してしまいがちですが、あまりにも安いものは注意したほうがいいでしょう。
中古のコピー機であれば安いのも納得できますが、新品なのに安すぎるコピー機はすでにメーカーが部品や消耗品の製造を中止してしまっていることがあります。
そうすると、買ってすぐに壊れてしまったり不具合が起こったとしても修理することができません。
格安のコピー機を購入するときは、製造年式を確認してから購入するようにしましょう。
少々古くても保障期間がついている製品のほうが安心です。
それから、コピー機自体は安いけれど、カウンター保守契約などのランニングコストが通常より高いこともあります。
コピー機を購入するときは、トータルのコストを考えたほうがいいでしょう。
相場はいくらくらい?
会社などに新品のコピー機を導入するときは購入するよりもリースをすることになることが多いと思います。
では、業務用のコピー機をリースするとしたら、相場はいくらくらいになるのでしょうか。
A3まで印刷できる新しくコピー機を導入するときのリース料金の相場は、月間の印刷枚数によって上下します。
たとえば、月間印刷枚数が500枚以下ならリース料金は約5,000円~9,000円、5000枚以下なら約10,000円~15,000円、10000枚以下なら14,000~20,000円が相場のようです。
リース料金が20,000円以上のものだと、A2などの特別なサイズまで印刷できるものもあります。
リース料金が安いものはモノクロ印刷専用でカラー印刷ができない、印刷の速度が遅い、A4サイズまでしか印刷できない、オプションが必要などリース料金には用途によってかなりの金額幅があるので、リース料金だけでコピー機を選ばずに総合的に考えてベストなコピー機を選ぶと良いでしょう。