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Windows8パソコンにプリンターを導入する場合に、実際に使用できるようになるまでには、どのような設定が必要なのでしょうか。
基本的には自動で設定完了となる場合が多いのですが、もしもの時のために、手動で設定する方法も知っておくと便利です。
基本的には、接続するだけで自動で設定できる
Windows8においては、パソコンとプリンターを接続することによって、プリンタードライバーが自動的にインストールされ、設定が行われるようになっています。
インターネット接続があれば、最新のドライバーに更新されます。
プリンターのメーカーによっては、製品に付属するセットアップのためのディスクを使用して設定を行う必要がある場合や、メーカーホームページよりダウンロードを行い、インストールする必要がある場合もあります。
多くの場合は、この自動設定で問題なく使うことができます。
手動で設定する手順も意外と簡単
もしパソコンとプリンターを接続しても、ドライバーの自動インストールが行われない場合は、コントロールパネルから手動でプリンターの追加を行う必要があります。
以下の設定方法は、Windows8でも、Windows8.1でも、同様の操作で行うことができます。
まず、Windowsキーを押しながらXキーを押し、表示された一覧からコントロールパネルの部分を選択します。
その中から「ハードウェアとサウンド」を選択し、デバイスとプリンターの中から、「プリンターの追加」を選択します。
そうすると、利用可能なプリンターの検索が行われます。
一覧にプリンターの名称が現れた場合は、それを選択し、プリンターの名前と共有の設定を行い、設定完了となります。
一覧にプリンターの名称が現れない場合は、表示下部の「一覧にはありません」をクリックし、続く画面よりドライバーをインストールします。
プリンターの製造元とプリンターの名称を、一覧から選択することで行うことができます。
もし、この画面においても該当のドライバーが無い場合は、Windows Updateを選択し、最新のドライバーを手に入れてください。
それでもうまく印刷できない時は
設定が完了したはずなのに正しく印刷することができない場合は、パソコンの側に問題があるのか、プリンターの側に問題があるのかを判断する必要があります。
そのような時は、まずコントロールパネルから、プリンターのテスト印刷を試してみましょう。
テストページの印刷を正常に行うことができなかった場合は、プリンター本体やパソコンとプリンターの配線に問題がないか確認が必要です。
テスト印刷は、コントロールパネルからデバイスとプリンターを表示させ、プリンターのプロパティから、テストページの印刷を押すと、行うことができます。
テストページを問題なく印刷できた場合は、プリンターは正常であると判断できます。
その他に、通常使用するプリンターとして設定されているかどうか、過去に印刷したデータが中断されたまま残っていないかどうかも確認しましょう。
また、プリンタードライバーを確認し、バージョンが古い場合は再インストールを行いましょう。