目次
コピー機の購入にあたり、予算との兼ね合いなどから中古コピー機を検討される方もいるでしょう。
中古コピー機にもメリットとデメリットがあり、また一口に中古と言っても、ほぼ使われておらず新品と変わらないものもあれば、故障する寸前まで使い倒されているものもあります。
では中古コピー機を選ぶ際、失敗しないためにはどのような点をチェックすべきなのでしょうか。
3つのポイントに分けて詳しく見ていきましょう。
カウンターはいくつか
そのコピー機がこれまでに何枚を印刷したのかを表す数字がカウンターです。
これを見ると、これまでにどれくらい使われたのかを判断することができます。
基本的には用紙サイズに関係なく、片面印刷で1枚、両面印刷で2枚と数えられます。
機種や使用年数・使用頻度にもよりますが、約300万枚がコピー機の寿命と言われており、カウンタ枚数が少ないものほど状態が良いといえます。
新型のコピー機が中古で安く販売されていても、カウンタ枚数が300万枚に近いと注意が必要です。
コピー機の部品は印刷すればするほど劣化していくので、新型にも関わらず内部がボロボロということも有り得ます。
過去の利用者データは残ってないか
過去の利用者が使っていたときの印刷物のデータやアドレス帳が残っていないことを確認しましょう。
コピー機にデータが残っていると、ファックスを送信するときに全然知らない企業に誤送信するなど、第三者に機密文書が漏えいするリスクがあります。
しかし、データの消去は簡単にできるものではなく、専門の業者でないとできないことが殆どです。
あらかじめデータの消去が行われていない場合、自費で業者を呼ぶことになりかねません。
給紙・印字のチェック調整済みか
いざ印刷をしてみるとうまく給紙ができず紙が詰まる、印字がかすれて読めない、色合いがおかしい、不必要な線が入る、といった不具合が出てくることがあります。
そうならないためにも必ずテスト印刷をすることをおすすめします。
全ての給紙カセットから正常に紙を送ることができるかをチェックしてください。
そのほか整備はもちろん、しっかりと調整がされているかを確認し、各部品についてもどの部品が交換したものでどの部品が交換していないものかをチェックしましょう。
メーカーによってはすでに部品の製造を終了している場合があり、そうなると万が一故障した際に修理ができなくなります。
このようなことから、中古コピー機は初期費用が安く済むものの、ランニングコスト等を考慮すると、長期よりも短期での使用が向いていると言えます。
中古コピー機についてはこちら