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コピー機・複合機のメイン機能は「コピー機能」ですが、「裏メイン機能」とも呼べるのが「FAX(ファックス)機能」です。
この「FAX機能」は、取引先に原稿をFAX送信したり、取引先からFAX受信ができる便利な機能です。
この記事では、コピー機・複合機でのFAXの送り方について説明していきます。
コピー機・複合機から原稿を送信する方法
複合機で文書をFAX送信する場合は、機種によって若干の違いはありますが、基本的には次のような流れになります。
- 「フィーダー」または「原稿台ガラス」に原稿をセットする
- メインメニュー画面から「FAX(ファックス)」を選択する
- テンキーを押して、送りたい相手の「FAX(ファックス)番号」を入力
- すべての設定が終わったら「スタート」ボタンを押す
以上でFAX送信が行われます。
なお、FAXが終了したらフィーダーなどの文書は必ず回収しておくのがマナーです。
コピー機・複合機からFAX受信するための準備と設定
FAXは送るだけでなく、受け取ることができるインタラクティブな機能です。
ただし、コピー機の電源を入れておけばFAXが使えるわけではありません。
FAXを利用する為には、「周辺環境」の準備と設定が必要です。
- 固定電話番号を取得する
基本的には通常の電話回線契約ですが、小規模オフィスの場合は「ISDN」や「ひかり回線」など電話とFAXの回線を振り分ける機能の契約が望ましいです。
1つの回線に纏めてしまうと、「電話中にFAXの送受信ができない」や「FAXの送受信中に通話ができない」などの回線トラブルが発生してしまう為です。
- モジュラージャックを本体にセットする
- 受信モードを「自動受信」に設定する
- 各種の用紙をきちんとセットしておく
これでFAX受信が可能になります。
一番気を付けなければならないことは、これは意外と盲点なのですが「主電源は切らない」ということです。
前に説明した通り、コピー機は一定時間使用しないとオートスリープモードになりますが、この状態であればFAXを受けることは可能です。
しかし、主電源を切ってしまうとその間は受信ができなくなってしまいますので気を付けましょう。
電話と同じと考えれば、失敗せずにすみそうですね。