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いざ複合機を購入する際、機種の多さと分かりにくさに戸惑う人も多いはず。
今回はチェックすべき注力ポイントをご紹介。
複合機を選ぶ際のポイント
プリンタ機能
プリンタ機能で複合機選びを考える場合、まず画質を考える必要があります。
プリントするのがビジネス文書中心なのか、写真や画像中心なのか、
またはどちらの画質を優先したいのかを考えましょう。
文書中心なら、にじみにくい「顔料系」のインクを使用するタイプがおすすめです。
逆にフォトペーパーなどを使って画像を印刷することが多いなら、
表現力の高い「染料系」のインクを使用するものが望ましいです。
中には、全てが顔料系または染料系インク使用ではなく、黒インクは顔料系、
その他のカラーのインクは染料系と使い分けているオールマイティーなタイプもあります。
また、印刷速度もストレスを感じずにプリントするためには重要なチェック項目です。
複合機のスペック表に、A4だと1枚何秒というように表記されているので必ずチェックしましょう。
スキャナ機能
スキャナ機能をよく使う環境なら、ADF（自動給紙装置）がついている機種がおすすめです。
大量の書類を次々と読み込んでいき、自動でPDFファイルなどのデータ形式にすることができます。
またスキャナをどんな用途で使うかによってもポイントは変わってきます。
主に書類整理のためにスキャナを利用するのであれば,「ドキュメントスキャナ」がおすすめです。
これならトレイに書類の束をセットし、両面でも自動で裏返してスキャンすることができます。
写真など、画像のスキャンが主な用途であれば、良い画質でスキャンできるものを選びましょう。
FAX機能
最近、複合機のFAX機能はペーパーレスの方向に進んでいます。
ペーパーレスなら紙の使用を減らすことができるので森林保護やコスト削減につながります。
さらに情報漏洩への対策も図ることができ、印刷し、FAXし・・・という作業が省けるため、効率も上がります。
このように利点は多い分、ペーパーレスFAX機能は導入する価値は多いにあるでしょう。
その他の機能
最近は認証システム付きの複合機にも人気があります。
これはICカードで本人認証を行うもので、部外者の使用や、情報が漏洩するのを防げるだけでなく、
それぞれのICカードを持つ個人毎に、使用できる機能を制限することも可能です。
誰がどれだけ印刷やFAXをしたのかのデータも取れるため、不正利用を防ぐという効果もあります。