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企業に導入されているコピー機のほとんどがA3カラー出力に対応したスペックとなっています。
しかし、A3出力を必要としていないユーザー向けにA4カラー出力までに対応した、
コンパクトタイプのコピー機・複合機も存在しており、A3出力ができないこと以外には機能的にも見劣りません。
ここではA4コピー機を導入するメリットやおすすめ機種を紹介しますので、
低価格でコピー機・複合機を導入したい場合は是非参考にしてみてください。
A4コピー機・複合機を導入する3つのメリット
一般的なA3出力が可能なコピー機・複合機ではなく、
A4コピー機・複合機を導入するメリットにはどういったものがあるのか3つのメリットを紹介します。
コストダウンが見込める
A4コピー機・複合機を導入することによって得られるメリットとして、
コストダウンが見込めるということが挙げられます。
経営者としてはコピー機・複合機の設置台数削減でコストカットしたいかもしれませんが、
社員としては台数を減らしてほしくないものです。
また、カラーコピーを制限することによってコストダウンを行いたい経営者の立場と、
カラーコピーが必要な場面もあるといった社員の立場もあるでしょう。
いずれの場合もA4サイズのコピー機・複合機を導入することで台数や機能を維持したままコストダウンが行えます。
実際、ビジネスの現場で主に使用されている用紙はA4サイズです。
A3は月に20枚程度しか使わないという場合などたまにしか使わないのであれば、
A3印刷をするときはコンビニエンスストアに設置されているコピー機を利用するなどすれば、
会社に置くコピー機・複合機はA4サイズのもので十分な場合も少なくありません。
コピー機・複合機の設置台数を安く増やせる
規模の大きなオフィスなどでコピー機・複合機の数が足りないと印刷物を取りにいくのに不便な場合もあります。
また、月末や朝一はコピー機・複合機の利用が集中して順番待ちなどで混雑してしまうことも少なくありません。
コピー機・複合機の設置台数を増やすことで、効率の低下や機会費用の損失を防ぐことが可能です。
設置台数を増やしたいという場合でもA3サイズのコピー機・複合機である必要がなければ、
A4サイズのコピー機・複合機で増やせば良いのです。
A3サイズよりもA4サイズのコピー機・複合機の方が安価に導入することが出来ますし、
業務の効率性も高めることが可能です。
コンパクトなため様々な場所に設置できる
オフィススペースには限りがありますので、コピー機・複合機はスペースに合わせたサイズを選ぶということも大切です。
A4サイズのコピー機・複合機は当然A3サイズのコピー機・複合機よりもコンパクトな本体サイズで、
機種によってはデスクトップサイズのものもあります。
A4サイズのコピー機・複合機であれば、狭いオフィススペースでも設置することが可能です。
コンパクトだからといって機能的にはほとんど変わらないですし、
給紙トレイを拡張できるなどのオプションも利用可能なので作業効率が悪くなるといったことはありません。
メーカー別 人気のコピー機・複合機の一覧
A4コピー機・複合機にはどういった機種があるのか気になるという人も多いでしょう。
機種によって高画質が売りであったり、セキュリティに優れていたりなど様々な特徴があります。
利用環境に合うコピー機・複合機を選ぶことが大切になるので、代表的なメーカーの人気機種を紹介します。
【キヤノン】imageRUNNERシリーズ
キャノンで人気のA4カラー複合機が「imageRUNNERシリーズI」です。
A4サイズ機においては印刷画質や印刷スピード、耐久性において優れた機種となっています。
この機種はニーズに合わせて給紙オプションを選択することが可能となっており、
給紙トレイを2段もしくは4段に拡張することが可能です。
用紙補給の手間を省くことが出来るだけではなく、設置場所などに合わせて使い分けることが出来ます。
また、通信管理レポートの電子化に対応しているため、履歴情報をCSVファイルにしてPCで保存や一括出力など管理することが可能です。
【富士ゼロックス】DocuCentreシリーズ
富士ゼロックス製の小規模企業向けA4カラー複合機が「DocuCentreシリーズ」です。
1200×2400dpiという高画質での出力を実現しており、印刷クオリティを重視する場合にも最適です。
DocuCentreシリーズはモバイルやクラウドに対応していますし、無線LANにも対応しています。
そのため、オフィス内での利用だけではなく外出時にも利便性が高く、
受信したFAX文書を登録したメールアドレスに転送するなども可能です。
操作方法はハードキーではなく全てタッチパネルで行うため、直感的な操作が出来ます。
操作パネルはカスタマイズ可能なので、よく使う機能などをワンタッチでスタートさせることも可能です。
【シャープ】MXシリーズ
シャープ製の小規模企業向けA4カラー複合機「MXシリーズ」です。
この機種のタッチパネルは7インチと大画面なので非常に視認性がよく、ストレスなく作業が行なえます。
また、プレビュー機能も搭載されているので実際に出力を行う前に確認してから出力出来るので、
印刷ミスのリスクが大幅に少ないです。
また、省エネ機能も充実しており、印刷を伴わないスキャン保存などの場合は、
紙にトナーを定着させるための加熱をしない定着オフにしたままジョブを実行することが可能ですし、
業務時間外には自動的にシャットダウンするなどの機能も搭載されています。
無線LANも搭載しているのでパソコンやタブレットなどとデータのやり取りが可能なのでスムーズな操作が可能です。
【コニカミノルタ】bizhubシリーズ
コニカミノルタのA4カラー複合機「bizhubシリーズ」です。
この機種はセキュリティ機能が充実しており、指の静脈を利用するバイオメトリクス認証にも対応している他、
機能ごとやユーザーごとなどに利用制限を設定することが可能です。
ファクスの誤送信や不正による情報流出を防ぐファクスセキュリティー「FASEC 1」に適合しているのも特徴となっています。
【東芝】e-STUDIOシリーズ
東芝製の小規模企業向けA4カラー複合機「e-STUDIOシリーズ」です。
デスク上にも設置できるようなコンパクトなサイズでありながら、
高速両面印刷を標準搭載して片面毎分26ページ両面毎分14ページの高速カラー出力を実現している、
パワフルなマシンとなっています。
スキャン機能も高品質で、光源にLEDを使用しており1200dpiの高画質スキャンが可能です。
また、省エネ設計となっており、スリープモードにおいてはわずか消費電力1.5W未満となっています。
【ムラテック】MFXシリーズ
ムラテックのコンパクトA3カラー複合機「MFXシリーズ」です。
A3サイズを設置したいけどスペースがないという場合でも、
安心なデスクトップからコンソールまで対応している機種になります。
一般的にデスクトップサイズはA4までが多いので、コピー、ファックス、スキャナ、プリンターのすべての機能を搭載した複合機としてはかなりコンパクトなことがわかります。
給紙トレイは最大で4段まで拡張することが可能となっているため、コンソールタイプとしても利用することが可能です。
また、節電モードから高速復帰するため省エネかつストレスのない操作性を両立しています。
【沖電気】MCシリーズ
沖電気製の小規模企業向けA4カラー複合機「MCシリーズ」です。
沖電気はもともとLEDプリンターを長年にわたって研究してきた会社で、
その実績を活かしたシンプルな構造を採用しているのがこの機種になります。
オートパワーオフなど節電効果の期待できる機能が充実しており、スリープモード時の消費電力は1.5W未満を実現し、
少数印刷の際に自動で定着温度を制御するインテリジェント・クイックプリント機能なども搭載しています。
新しくA4コピー機や複合機を導入したいときは?
A4コピー機・複合機は、モデルによって機能が異なる事がわかっていただけたのではないでしょうか。
限られた用途で使用する場合はA4コピー機・複合機で十分な場合がありますので、
2台目以降を設置したい時などコスト面でもよく考えることが大切です。
また、新たにコピー機・複合機のレンタルやリースを検討する場合は、
圧倒的な安さかつフォローも充実しているコピー機ドットコムがオススメなので問い合わせてみてはいかがでしょうか。