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コピー用紙の坪量(つぼりょう)とは、用紙1枚を1m²(1メートル四方)にしたときの重さをグラムで表した数値です。
一般的なオフィスのコピー用紙(普通紙)の坪量は64g/m²が標準で、この数値が大きいほど紙は厚く、コシが強くなります。
本記事では坪量の意味や連量との違い、用紙の種類別の坪量の目安、複合機で使う際に注意すべきポイントまでを解説します。
- 坪量(g/m²)とは何か、連量との違い
- コピー用紙(普通紙)の標準的な坪量は64g/m²であること
- ティッシュから名刺・はがきまで、主な用紙の坪量早見表
- 複合機で使える坪量の目安(推奨上限)と、薄すぎ/厚すぎによるトラブル
- 厚紙を使う際に手差しトレイを使うべき理由
坪量とは?連量との違い
坪量とは、用紙1枚を縦横1メートル、つまり1m²にしたときの重さをグラム(g)で表した数値です。数値が大きいほど紙は厚く重くなります。
紙の厚さを表す単位には、坪量のほかに「連量」もあります。連量は同じ用紙を1,000枚重ねたときの重さをキログラム(kg)で表したもので、印刷業界で慣習的に使われてきた単位です。
坪量はg/m²という国際的にも通用する単位のため、複合機やプリンターの用紙設定では坪量が使われることが一般的です。
- 坪量: 用紙1枚を1m²にしたときの重さをg(グラム)で表す。サイズに関係なく一律に比較でき、複合機・プリンターの用紙設定で使われる単位。
- 連量: 同じ用紙を1,000枚重ねたときの重さをkg(キログラム)で表す。印刷業界で慣習的に使われてきた単位。
- 換算の注意点: 連量は用紙の判型(サイズ)によって基準が異なるため、坪量のようにサイズを問わず一律に比較することはできない。
主な用紙の坪量早見表
身近な用紙の坪量を比較すると、コピー用紙の厚みがどの程度かをイメージしやすくなります。
| 用紙の種類 | 坪量の目安(g/m²) | 特徴・用途 |
|---|---|---|
| ティッシュペーパー | 14g/m²前後 | 非常に薄く柔らかい。参考比較用 |
| 新聞紙 | 46g/m²前後 | 薄手で軽量、大量印刷向き |
| コピー用紙(普通紙) | 64g/m² | オフィスで最も標準的な坪量 |
| 上質紙 | 70g/m²前後 | コピー用紙よりやや厚く、資料や報告書に |
| コート紙 | 79g/m²前後 | 表面がコーティングされ光沢があり、写真・チラシ向き |
| 厚口用紙 | 90g/m²前後 | しっかりとした質感、案内状や簡易表紙に |
| はがき・名刺 | 210g/m²前後 | 自立する硬さがあり、名刺・案内はがきに使用 |
坪量が大きい(厚い)用紙・小さい(薄い)用紙の使い分け
坪量64g/m²前後の標準的なコピー用紙は、社内資料や大量コピーなど、コストと扱いやすさを重視する場面に向いています。
70〜90g/m²前後のやや厚めの用紙は、取引先へ提出する提案書や契約書など、見栄えや手触りを重視したい文書に適しています。両面印刷をしても裏写りしにくいというメリットもあります。
110g/m²以上の厚口用紙や、210g/m²前後のはがき・名刺サイズの用紙は、表紙や案内状、名刺など、単体で自立する硬さが求められる用途で使われます。
複合機で使える坪量の範囲は?
複合機・コピー機で使用できる坪量の上限は、メーカーや機種によって異なりますが、一般的には300g/m²程度までを推奨用紙として設定している機種が多くなっています。
推奨範囲より薄い用紙を使用すると、給紙ローラーがうまく機能せず紙詰まりを起こしやすくなります。逆に推奨範囲より厚い用紙を使用すると、トナーがうまく定着せず、印刷がかすれたり剥がれたりする原因になります。導入している機種の対応坪量は、必ずカタログや説明書で確認してから使用することが重要です。
厚紙を使う際は手差しトレイを使おう
複合機の給紙カセット(自動給紙トレイ)は、対応できる坪量の上限が手差しトレイより低く設定されていることが一般的です。
はがきや厚口用紙など坪量の高い用紙を使う場合は、給紙カセットではなく手差しトレイを使用するのが基本です。手差しトレイは1枚ずつ用紙をセットする分、厚みのある用紙にも対応しやすい構造になっています。用紙をセットする際は、対応する坪量の範囲を事前に確認しておきましょう。
コピー用紙の坪量(g/m²)のまとめ
坪量は、用紙1m²あたりの重さをグラムで表した数値で、コピー用紙(普通紙)の標準は64g/m²です。数値が大きいほど紙は厚く、名刺やはがきになると210g/m²前後まで上がります。
複合機で使用できる坪量には上限があり、一般的には300g/m²程度が目安です。薄すぎる用紙は紙詰まりの、厚すぎる用紙はトナー定着不良の原因になるため、坪量の高い厚紙を使う際は手差しトレイを使用し、事前に機種の対応範囲を確認することが重要です。
用紙のサイズ選びについてはコピー用紙サイズ一覧|A0〜B5・レター・リーガルサイズの違いを完全比較、用紙の種類や保管方法についてはコピー用紙の選び方と活用法、法人でのコスト削減・大量購入のポイントについては法人向け コピー用紙のコスト削減・大量購入ガイドもあわせてご覧ください。
この記事の著者
コピー機ドットコム編集部
冨山栄二郎
冨山栄二郎
- 役 職
- テクニカルサポートユニット責任者
- 保有資格
- キヤノン Network Skill(ネットワークスキル認定)
- スタークルー制度(表彰・スキルアップ制度)
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